※状態によってお値段が変わりますのでカートに入れる前に当店までお送りください。カートに入れるとエラーになります。
三味線の糸巻き3本調整になります。
糸巻きが奥まで入ってしまったりした場合、元の形を作り直し同時に調整致します。
象牙の場合は最後に磨き直して光沢を出します。
状態によっては直り切らない場合もございますのでまずはお見積もり下さい。
作業期間は当店に品物が届いてから5日~10日頂いております。
お急ぎの場合でもできる限り対応致しますのでお気軽にご相談くださいませ。
ご来店でのお持ち込みの場合は送料はかかりません。是非ご来店くださいませ。
↓作業の流れ↓
まず、お客様の三味線を当店までお送り頂きます。
その際に必ず糸巻きは付けたままではなく外してください。
この時、可能であれば分解して上棹(天神部分)のみお送りください。
ほぞや天神は割れやすいので破損のないようにクッション材や新聞紙などで厳重に梱包をお願致します。
仮継ぎがある場合は付けて頂くようお願い致します。ない場合はプチプチなどで代用してください。
品物が届きましたら状態を確認し、確実なお見積もりをご連絡致します。
この際、金物が浮いていたりずれている場合は金物付け直し代が別途かかる場合がございます。その際も当店よりご連絡致します。
まれに状態が悪く調整しきれない場合がございます。予めご了承くださいませ。
金額が決定しましたらお客様専用の修理ページをお作り致します。
修理が完了し、ご入金を確認させて頂きましたら当店から発送させて頂きます。
作業内容↓
修理は必ず全て私達が担当致します。
店の外へは出しませんのでご安心くださいませ。
写真のように糸巻きが入りすぎてしまっては根元に金具がぶつかってしまい止まりません。
通常の糸巻き調整とは別に、元の形の作り直しも致します。
通常の糸巻き調整も同時に行いますが、糸巻き調整の作業内容は下記をご覧ください。
刃物ややすりを使って根元のラインを作っていきます。
作り直した糸巻きと中まで入ってしまった糸巻きを比べると止まり具合はもちろん見た目も全く違います。↓
3本全て加工しましたら完了です。↓
~通常の糸巻き調整~
調整をする前に糸巻きのがたつきや止まり具合をチェックします。
開きも同時に確認します。
開きの寸法がしっかり出ていない場合は綺麗に仕込めませんので金物を付け直して角度を直す作業が追加になる場合がございます。
やすりで少しずつ削って合わせ直していきます。
やすりの粗さも仕上がりが綺麗になるように徐々に細かくしていきます。
根元と先の当たり具合を細かく確認しながらがたつきのないように仕込み直します。
黒檀や木の糸巻きは通常のやすりで合わせ終えたら、仕上げに目の細かい紙やすりをかけます。
象牙の糸巻きはここから磨きに入ります。
やすりと紙やすりで仕上げでも良いのですが、磨く事によってより光沢がでて仕上がりがとても綺麗になります。
磨き終えて光沢を出したら、糸巻きと金具がすり合う所に墨を塗ります。
墨を塗る事で止まり具合がなめらかになり、金具とこすり合って象牙の減ってしまうのを軽減させる役割がございます。
最後に止まり具合を確認します。棹や胴がある場合は糸を掛けて完了です。
必要であれば糸の穴を開け直す作業も無料で行っております。